人は臭いを気にしすぎている。

ニオイの性質に、嗅覚についての知識についてはおおよそ理解していただけた と思います。とある意識調査で 10 代~30 代の女性 300 名に対し、体臭消臭剤 の利用状況について尋ねたところ

現在利用している 60.0%

現在は利用していないが、過去に利用したことがある 26.7%

一度も利用した経験はない 13.3%

と実に 9 割近くの人が自分のニオイに対して気になり、消臭スプレーを使用したことがある、といった結果があります。このうち実際他人が気になるほどニオイを発している人は 10%もいません。

 

つまり、これほどニオイに対してみんな心配になっているのです。現代の清潔志向が高まり、過敏になっているのです。また、自分では慣れて気にならない ニオイでも、人に「なんかにおうね」とか「あの人のそばでは変なニオイがする」などと一度でも言われると、自分はにおっているのかと落ち込んでしまったりします。

この状態を自己臭症といいます。いわゆる自分だけが「思いこんでいる」嫌な ニオイで迷惑をかけていないかといった心配をしてしまう病気のことです。

臭ってしまったらどうしよう・・・周りの人から嫌な顔をされないか・・・と いった心配から症状がひどくなってくると、ノイローゼ気味になり、「対人恐怖症」という病気になることもあるのです。

友人や家族に相談しにくいことですし、周囲の目が気になり気分が落ち込んでしまう・・・。相談したところで「におわない」や「気にするな」という言葉 をかけられ、本当か?と疑ってしまう。ニオイの悩みは分らない人には「そん なことで」と思われたりして、理解されづらい病気なのです。


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